『帰ってきたマイ・ブラザー』感想

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基本情報

かつて大ヒット曲を放ちながら、あっという間に表舞台から姿を消した兄弟グループ“ブラザー4フォー”の物語。

今は別々の道を歩む4兄弟(水谷×段田×高橋×堤)だったが、なぜか令和の現代に、その存在が再び脚光を浴びることに‼
かつてのファン(峯村リエ・池谷のぶえ)やマネージャー(寺脇康文)も集まって、ついに再結成の日を迎えるのだが…。
果たして、4兄弟は往年の歌声と絆を取り戻せるのか?!

出典:帰ってきたマイ・ブラザー
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この出演者陣は観に行かないとっ

夫がファンで毎年楽しみに見ている「相棒」。私はあまりちゃんと見ていないんだけど、もう何年もテレビから音が聞こえてくるのでだいたい理解できるようになってしまっています。
そんな水谷豊さんが23年ぶりに舞台に立つとのこと。他の出演者の皆さんもめちゃくちゃ豪華なもので観に行くことにしました(寺脇さんも出演するし、夫も行くか誘ってみたけれど行かないとのこと。あんなにファンなのにもったいない)。
ちなみに、寺脇さんの出演決定は、「相棒」の前だったそうですよ。

音楽物が好きな私としては、年を取ってから再び舞台にって、もう定番ネタで絶対カタルシス味わえる!と思ったのも大きいです。

SISチャンネル動画リスト

SISチャンネルに動画がいろいろあります。

感想

水谷豊さんオンステージ

水谷豊(70)、段田安則(66)、高橋克実(62)、堤真一(58)、寺脇康文(61)と、大ベテランの主役級の皆さんが揃い、観客層も年齢層高い!!平日夜なのに年配の方が多くてびっくりしました。

水谷さんは客席にすごく目を合わせて来てくれます。私も何度か目が合ったかしたら?ドキドキと思うようなくらいで。客席を鏡に見立てるのもずるい(笑)ですねえ。
せっかくなら、もっともっと役の内容も演出も水谷豊カラーを出しても良かったんじゃないかなぁと思います。

場内アナウンスも水谷さん。カーテンコールもすごくしっかりやってくれて、挨拶もあり「想定外のところで笑いが起きてた」とか…(うん、やたらみんな笑うんだよ)。座長として一生懸命大切にがんばってくれてました。

脚本惜しいなあ

主役級の役者さんたち勢揃いで豪華なだけに脚本演出がもったいないなあ。展開が読めてしまうのはよいのですが、全体にメリハリがないというかすっきりしないというか、すみません途中眠気が…どうせならもっとザッツエンターテインメントにわかりやすく気持ちよい話にしてくれたらよかったのにと思ってしまいました。公演当日集まってそのままコンサートというのも無理がありすぎて。ヒット曲1曲ならどうにかなりそうだけど、単独公演は無理だろうとか、ずっとトークしてるのかしらとか、いろいろ気になってしまっていまいち集中できない感じでした。

ブラザー4の4兄弟(長男除く)がいまいち乗り気じゃないのに対して、寺脇さん(元マネージャー)がすごいがんばっていました(歌うシーンがない代わりにダンスシーンってこと?)。峯村リエさん、池谷のぶえさんの女性陣も含め(横須賀ペリーさん最高)、とにかく全員が素晴らしい役者さんたちなので、なんというか皆さん余裕あって安定の笑いで、本人たちも楽しい舞台でストレス解消なのかも?なファンサ公演のようでした。客もファンの峯村&池谷姉妹に自分たちを重ねてということで。

ちなみに、寺脇さんがブラザー4をスマホで動画撮影するシーンがあるのですが、ほんとに撮っているので、スマホ画面にしっかり写っていて面白かったです。

4人ともとても歌が上手かったですよ。また、客席を実際の客席に見立てるのは、フル・モンティみたいに楽しかったです(古い)。私もなんだかんだ言いつつ、しばらくメロディを鼻歌で歌いまくってましたから。

東京会場は世田谷パブリックシアター

先行抽選でF列のセンターブロックが当たってドキドキワクワクでした!
感想にも書きましたが、水谷さんと何度か目が合ってる気分になるのは最高ですね。

F列までは段差がないのですが、F列はちょうど席前が開いているので広々しているのがよいです。
全体に、見えないなあとストレスを感じることはなかったけれども、寺脇さんが躍っているシーンはかなり何やっているのか見えない部分はありました。

段差のあるところもないところも、どうしても前の人の頭がステージにかかりますが、チケット争奪戦になる舞台も多い劇場なので多少見えなくてもしょうがないなくらいに気軽に思ったほうがよさそうです。

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