実際に行った世田谷パブリックシアターの行き方、見え方、お勧め座席

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基本情報

三軒茶屋のキャロットタワー内にある演劇と舞踏を中心とした世田谷区の公共劇場です。
主劇場たるこの世田谷パブリックシアターのほか、小劇場のシアタートラムがあり、自由な作品創造と市民の芸術参加のためのワークショップなどを精力的に行っています。
舞台はプロセニアム形式とオープン形式ができ、客席の床の角度が変えられるという特徴があります。

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概要:世田谷パブリックシアターってどんなところ?

アクセス:最寄り駅は?歩いて行ける?

三軒茶屋のランドマーク、キャロットタワーの3階にあります。
世田谷線の三軒茶屋駅は改札を出て右手目の前がキャロットタワーです。
東急田園都市線の三軒茶屋駅から行く場合は、世田谷線・三茶パティオ・キャロットタワー方面に地下道を進みます。

地下道三茶パティオ手前

少し歩くと開けたところに出ますので、そこが三茶パティオです。

三茶パティオ

左方面のキャロットタワーへの階段を上ると下記の看板のある地上に出ます。

地上に出た右手の建物がキャロットタワーですので、エスカレーターで3階まで登れば到着です。

公式サイトのアクセスページは写真付きでとても詳しいので、ぜひご覧になってください。階段を使わずにエレベーターで行く方法も載っています。

三軒茶屋駅(東急世田谷線、田園都市線)~世田谷パブリックシアター

駅地下で便利、周辺には飲食店もたくさんあり、観劇前後の食事も困らないですね。

施設:トイレやロッカーは?

ロビー・概要

世田谷パブリックシアター入口

タワーの中とは思えないくらいに天井が高く明るい劇場入り口です。

ロビーではパンフレットの販売やチラシが置かれていました。現在は提供なし。
客席のみならずロビーでも飲食禁止でした(2023年4月時点)。
上演時間が長い場合は、脱水症状を起こしそうですので、ロビーでは水分補給の飲み物はOKとしてほしいものです。
→ロビーでは飲食OKとなり、ソファやイスが復活しました!(2023年6月時点)。
→ロビーでのカフェ営業が再開しました!(2023年11月時点)
紅茶、コーヒーなどのノンアルコールからビール、ワイン、軽食のベーカリーも各種あります。

公式サイトの写真を見ていただくとよくわかると思いますが、まさに異空間を思わせる劇場です。(実際に行くと気が付きにくいのですが)天井には青空と雲が広がり、オープン形式はギリシャの野外劇場やアジアの伝統演劇の空間をイメージしているというのが伝わってきます。
1階に座った時のワクワク感もですが、2・3階を見上げた景色もとっても素敵です。

トイレ

1階のトイレが一番大きく、10室ほどありました。
ロビー階や2・3階にもありますので、多少時間の余裕があれば問題なさそうです。

ロッカー

ロッカーはロビーから少し地下に降りたところに返金式ロッカーが30個あります。

託児サービス

事前予約で託児サービスがあります。
そのほか鑑賞サポートが公演ごとではありますが各種用意されていますので、各公演ページをご確認ください。

座席:キャパ、見え方はどんな?おすすめは?

最大700席(立ち見88)舞台のつくりに寄ります。

A~E席はオープン形式の時に取り外される部分で平らです。
F席も段はありませんが、席の前が少し空きますので、人が歩ける通路になっていますし、見やすかったです。私が行った公演ではその後低めの段が付き、N列からは2段になっていました(写真を見るとO列から?)。
このあたりは角度が可変とのことなので、公演により変わっていそうですね。
あまり段差がないので、前の席の方の背が高いと見えなさそうです。どの席にするかちょっと悩む劇場かと思っています。チケットの取りにくい演目が多いので、諦めるしかないかなあ。

2階も劇場全体をぐるっと取り囲んでいるのでステージには近く感じました。2階席のサイドに行ってみましたが、見切れもないです。柵は少しステージにかかるかもですね。

かなり高さがあるので3階席はさすがにちょっと遠いですが、そもそもが中劇場なのと独立感が高いので私は興味ありです。今度3階サイドの最前列のチケットがとれているので、見たらレポします!(A席=3階席でした)
→結果、撃沈でした。詳しくは下記の公演感想をどうぞ。

観に行った公演

『ART』2023年6月7日(水)夜公演

上の階にも座ってみたいと、A席=3階を取ってみました。3階サイドの最前席。
サイドはステージに近いからよいかもと楽しみにしていたのですが・・・結果撃沈。

柵が思いっきり舞台の中央に斜めにかかります。乗り出せば柵にかからず見えるのですが、サイド席の場合は隣の人の邪魔になるので、乗り出せず。さらに座席の足元がものすごく狭く女性でも足が当たってしまってきつい。サイドでなく正面の席の場合は、乗り出しても邪魔じゃなさそうだからよいのかもしれませんが(そもそもここまで柵がかからないのかも)。
柵越しに遠くのステージを見るので焦点が合わせづらく頭痛くなるし、狭くて体痛いし、柵の隙間から覗いて観たりしなくちゃならなかったりで、芝居に集中できないし本当にきつかった。これでS席と2000円しか違わないって…新国立のバルコニーレベルですよ。あそこは1階席の半額以下。演出は新国立の小川絵梨子さんだったのに…なぜにこの値段設定を…見切れる部分はなかったから演出としてはしっかりしてたってことなのですが。

ちなみに、公演によってはそもそも2、3階のサイド席は売っていなかったり、金額ももっと安かったりすることもあるようです。でも先行抽選は席が確認できないので、結構どうにもならない感じですね…後ろの人を気にする必要がないので、10cmくらいのクッションを持ち込むとか!?
愚痴がだらだらですみません!
いやあ、世田谷パブリックシアターは、ちょっと行くの悩むレベルです…しっかり公演を選んで、席を確認して納得しないと観に行けないかも。

『帰ってきたマイ・ブラザー』2023年4月19日(水)夜公演

追加席に立見席あり、平日でしたがファンの方が多く、結構早い時間から人が来ていて混んでいました。
私は先行抽選で当たったF列のセンターブロック。先行抽選でこんないい席が当たったことがないのでめちゃくちゃ浮かれてました。表情はばっちり見えるし、水谷さんはかなり客席に目線をくれるので、何度も目があった気になりまして…こりゃファンの方は最高だろうなあと。

F列は段差がないながらも前方が開いていて、出入りがしやすくのびのびできてよかったです。
前の人の頭でステージの足元や手前のほうなど一部見えない部分はあります。寺脇さんのダンスシーンが結構見えなかったのだけはちょっと残念でした…ほかの芝居部分はほぼ気にならなかったのですが…
席の幅はこのクラスの劇場の割に気持ち狭いような気はします。

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この記事を書いた人
マイレポシアター

夫と猫と暮らす50歳を過ぎて舞台にはまり始めたにわか演劇ファン。
もともと洋画好きだったのですが、最近日本のドラマや舞台もどんどん見るようになりました。ほかの趣味は一口馬主、ゴルフ、フィギュアスケート観戦、温泉など。身長159cm(座席見え方のご参考に)。体重5.9kg(猫)。東京在住。
先日病院で「肥満」と言われてしまったので(猫)ダイエットしなくてはなりません…7/20:5.7kg→10/26:4.9kgになりました!だいぶハードなダイエットをがんばりました。目標達成したのでご飯の量をちょっと戻してます。キープできるか!?

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